授業づくり

教材で読む次期学習指導要領#19 6年「電気の利用」を、家の電気代の話までつなげる 新しく設定される「理科と日常生活」とは

6年生の理科、「電気の利用」。手回し発電機で電気をつくる。コンデンサーに電気をためる。豆電球と発光ダイオードで、どちらが長く光るか比べる。プログラミングで、明るさセンサーと組み合わせて、暗くなったら明かりがつく仕組みを考える。盛りだくさんで...
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教材で読む次期学習指導要領#18 5年「ふりこのきまり」は、科学的な探究の練習台 「条件をそろえる」を子どもが自分で言えるように

5年生の理科、「ふりこのきまり」。ふりこが1往復する時間は、何によって変わるのか。おもりの重さか、ふれはばか、ふりこの長さか。答えは「ふりこの長さ」。…と、答えを知っている先生が授業をすると、どうしても「長さで変わることを確かめる実験」にな...
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教材で読む次期学習指導要領#17 九九があやしいまま、わり算の筆算へ 算数の「つまずきの連鎖」と、学年をこえた学び直し

4年生でわり算の筆算を教えていると、必ず出会う子がいます。「たてる」の段階で手が止まる子。72÷8の商が立たない。よく見ると、八の段の九九があやしい。前に「わり算の筆算でつまずく子にどう教えるか」という記事を書きましたが、根っこはだいたいこ...
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教材で読む次期学習指導要領#16 4年「面積」のL字形は、いくつの求め方が出るか 「統合的・発展的に考える」を授業で見える形に

4年生の「面積」。1㎠のマスを数えるところから始まって、長方形・正方形の面積の公式、そしてL字形のような、長方形を組み合わせた形の面積へと進みます。このL字形の授業、算数の研究授業でもよく見かけます。理由は簡単。求め方がたくさん出るからです...
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教材で読む次期学習指導要領#15 6年「データの調べ方」で、グラフを疑う力を育てる 「データと確からしさ」と「社会を読み解く数学」

6年生の「データの調べ方」。ドットプロット、平均値・中央値・最頻値、度数分布表、柱状グラフ。教科書では、二つのグループの記録を比べて、「どちらのグループの方が記録がよいと言えるか」を考える、という流れが多いと思います。正直、この単元、ちょっ...
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教材で読む次期学習指導要領#14 5年生の「割合」は、なぜこんなに難しいのか 審議まとめが「配列の改善」まで言い出した単元

算数で「一番教えにくい単元は?」と聞かれたら、私は迷わず5年生の「割合」と答えます。「もとにする量」「比べられる量」「割合」。3つの言葉が出てきて、公式は「比べられる量÷もとにする量=割合」。言葉の上では分かる。計算もできる。でも、文章題に...
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教材で読む次期学習指導要領#12 国語の話し合いの単元は、多数決で終わらせない 「協働による考えの深化や合意」を4・5年生で

国語の教科書には、どの学年にも「話し合い」の単元があります。司会や記録の役割を決めて、議題について話し合い、決める。4年生なら学級の中のこと、5年生なら学校生活全体のこと、と広がっていきます。この単元、正直に言うと、ちょっと扱いにくくありま...
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教材で読む次期学習指導要領#11 書写の時間は、なくならない タイピングの時代に「手で書く」を丁寧に教える理由

1人1台端末が入ってから、子どもが文字を書く量は、確実に減ったと思います。調べ学習のまとめはスライドで。感想は端末に入力して提出。漢字練習もアプリで、という学校もあるかもしれません。そんな中、「書写って、これからどうなるの?」と思っていた先...
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教材で読む次期学習指導要領#10 「へんとつくり」の単元と、毎日の漢字練習をつなげる 「読み書き」と「成り立ち」が一つの事項になる

漢字の学習って、国語の中で一番「別のもの」になっていませんか?毎日の漢字ドリル。週に一回の小テスト。それとは別に、教科書には「へんとつくり」や「漢字の組み立て」「漢字の成り立ち」といった単元がある。でも、その単元が終わると、毎日の漢字練習は...
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教材で読む次期学習指導要領#9 「固有種が教えてくれること」のグラフと表を、文章と一緒に読む 情報と情報との関係を吟味する力

5年生の説明文「固有種が教えてくれること」。アマミノクロウサギやニホンカモシカなど、日本にしかいない「固有種」を取り上げて、日本の固有種がなぜ多いのか、そして固有種をどう守っていくのかを述べる文章です。この教材の特徴は、何といっても資料の多...
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教材で読む次期学習指導要領#8 「すがたをかえる大豆」を読んだら、次は自分が書く番 「事実や知識の整理と理解」で読む・書くを一続きに

3年生の説明文「すがたをかえる大豆」。いり豆、煮豆、きなこ、豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、えだ豆、もやし。大豆がこんなに姿を変えて、私たちの食卓に並んでいる。給食のメニューと結びつけて読むと、子どもたちの目がきらきらする教材です。そして多くの...
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教材で読む次期学習指導要領#7 「お手紙」の音読劇は、ただの発表会じゃない 友達と読みを出し合う「協働」の時間に

がまくんとかえるくんの「お手紙」。2年生の教室で、これほど音読劇が盛り上がる教材はないんじゃないでしょうか。「ああ。」「いちども。」「ばからしいこと、言うなよ。」。会話が多く、二人の気持ちがはっきりしていて、演じたくなる。今回は、この音読劇...
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教材で読む次期学習指導要領#6 「スイミー」の「にじ色のゼリーのようなくらげ」で語感を磨く AI時代の語彙指導

2年生の「スイミー」。小さな黒い魚のスイミーが、大きな魚に仲間を食べられ、一人で海を泳ぐうちに、すばらしいものに出会っていく。そして最後は、みんなで大きな魚のふりをして、「ぼくが、目になろう。」。この物語、筋だけ追えば短い話です。でも、真ん...
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教材で読む次期学習指導要領#5 「ごんぎつね」を基幹教材に、新美南吉をもう一冊 教科書の「基幹教材」と「関連教材」という考え方

秋の4年生といえば「ごんぎつね」。教材研究の記事は前に書いたので、今回は少し違う角度から。審議まとめが教科書について言っている「基幹教材」と「関連教材」という考え方を、「ごんぎつね」に当てはめてみます。審議まとめの「基幹教材」と「関連教材」...
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教材で読む次期学習指導要領#4 「帰り道」の律と周也、二人の見え方のちがいを読む 「多様な他者の感性や情緒を理解する力」とは

6年生の物語「帰り道」。同じ帰り道の同じ出来事を、前半は律の視点で、後半は周也の視点で語る、という作品です。大きな事件が起きるわけではない。でも、6年生の子どもたちは、妙にこの話に入り込みます。たぶん、自分にも「言いたいことが言えなかった帰...
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教材で読む次期学習指導要領#3 「メディアと人間社会」を、AI要約の時代に読む 情報の信頼性と妥当性を確かめる6年生の国語

調べ学習で、子どもがタブレットで検索をする。すると検索結果の一番上に、AIがまとめた文章が出てくる。子どもはそれをそのままノートに写す。…最近、こんな場面、ありませんか?実は審議まとめにも、ほぼこの場面が書いてあります。ブラウザの検索結果の...
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教材で読む次期学習指導要領#2 「時計の時間と心の時間」から意見文、スピーチへ 「考えや主張の理由付けと吟味」を一本の線にする

6年生の1学期に出会う論説文、「時計の時間と心の時間」。子どもたちが「あるある!」と言いながら読める、数少ない論説文じゃないでしょうか。楽しいことをしているときは時間が短く感じる。退屈なときは長く感じる。誰もが経験していることを、実験の結果...
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教材で読む次期学習指導要領#1 「アップとルーズで伝える」は、読んで終わらない 「話や文章の機能」で説明文と新聞づくりをつなぐ

今回から新しい連載を始めます。題して「教材で読む次期学習指導要領」。これまでの連載「次期学習指導要領を読む」では、10月5日に出た審議まとめを、テーマごとに読んできました。ただ、正直に言うと、審議まとめって抽象的なんですよね。「深い学び」「...
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道徳「手品師」をどう授業するか 「誠実」を一つの正解にしない発問

道徳の教材「手品師」をどう授業するか。「誠実」を一つの正解として押しつけず、第三の案の扱い方や中心となる発問、板書のイメージまで、小学校教員が授業の流れを紹介します。
教育の動き・学習指導要領

締切は11月5日 次期学習指導要領の「審議まとめ」に、現場の教員こそパブコメを出そう

「次期学習指導要領を読む」シリーズを読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。今回はシリーズの番外編です。中央教育審議会の「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」について、文部科学省が意見を募集しています。いわゆるパブリックコメント...
教育の動き・学習指導要領

特定の分野に特異な才能のある子への特別の教育課程 「困難」と「才能」の両方に目を向ける

特定の分野に特異な才能のある子への「特別の教育課程」とは。次期学習指導要領の審議まとめが示す新しい仕組みと、「困難」と「才能」の両方に目を向ける指導を考えます。
教育の動き・学習指導要領

外国につながる子どもと日本語指導 「できないこと」より「強み」から

外国につながる子どもと日本語指導。次期学習指導要領の審議まとめが示す「できないこと」より「強み」から考える方向性と、担任が教室でできることを整理します。
教育の動き・学習指導要領

幼児教育から小学校へ、学びをつなぐ スタートカリキュラムは「年間を見通したもの」へ

幼児教育から小学校へ学びをつなぐ。次期学習指導要領で、スタートカリキュラムが「年間を見通したもの」へ変わる方向性と架け橋期のカリキュラムを解説します。
教育の動き・学習指導要領

通常の学級での特別支援教育と合理的配慮 「重層的な指導・支援」は、まず教室から

通常の学級での特別支援教育と合理的配慮。次期学習指導要領の審議まとめが示す「重層的な指導・支援」を、担任がまず教室でできることから考えます。
教育の動き・学習指導要領

音楽・図工、芸術の学びはどう変わるか 「心が動く体験」と「身体を通した表現」を真ん中に

音楽・図工など芸術の学びは、次期学習指導要領でどう変わるのか。「心が動く体験」と「身体を通した表現」を真ん中に置く方向性を、AI時代の図工の授業から考えます。
教育の動き・学習指導要領

体育は「みんなで楽しむための工夫」へ 運動遊び、運動との関わり方、そして水泳授業

体育は「みんなで楽しむための工夫」へ。次期学習指導要領の審議まとめが示す運動遊び、運動との関わり方、水泳授業の方向性を、小学校の体育の授業から考えます。
教育の動き・学習指導要領

理科と生活科は何が変わるか 「身体性」と「科学的な探究」で、自然と向き合う

次期学習指導要領で小学校の理科と生活科は何が変わるのか。「身体性」と「科学的な探究」をキーワードに、審議まとめの方向性を授業の場面に引きつけて読み解きます。
教育の動き・学習指導要領

社会科は「多面的・多角的」へ 情報を確かめ、地域から考える小学校社会

小学校社会科は「多面的・多角的」に考え、確かな根拠で公正に判断する学びへ。次期学習指導要領の審議まとめが示す見方・考え方と、情報を確かめる調べ学習を考えます。
教育の動き・学習指導要領

キャリア・パスポートは「例示資料」から自由になる 見通し、振り返る、本来の姿へ

キャリア・パスポートは国の「例示資料」が廃止され、見通し・振り返りに役立つ本来の姿へ。次期学習指導要領の審議まとめが示す見直しの方向を小学校教員が解説します。
教育の動き・学習指導要領

小学校の総合に「情報の領域」がやってくる ミニ探究ユニットと情報ブロックで、何を学ぶのか

小学校の総合に「情報の領域」が加わります。ミニ探究ユニットと情報ブロックで何を学ぶのか、プログラミング教育はどうなるのかを、次期学習指導要領の審議まとめから整理します。