どうも。「せいたか先生」です。
3月。1年間いっしょに過ごしたクラスとの、お別れの月です。
学級開きにはいろいろな準備をするのに、学級じまいは、気づいたら終わっていた、ということがあります。成績処理や、次の学年への引き継ぎ、指導要録。3月の先生は、とにかく忙しい。気づいたら修了式の日になっていて、バタバタのまま「はい、さようなら」。
でも、最後の1週間は、子どもたちにとっても、先生にとっても、大事な時間だと思っています。ということで今回は、学級じまいの最後の1週間にすることを書いてみます。
学級じまいでやりたい3つのこと
最後の1週間でやりたいことは、3つです。
- 1年間をふり返る
- 次の学年への準備をする
- ありがとうを伝える
1. 1年間をふり返る
まず、1年間のふり返りです。
学級目標に戻る
4月に決めた学級目標を、もう一度見ます。「1年間で、どれくらいできた?」
ここで、子どもたちに、学級目標のそれぞれについて、「できたと思う場面」を出してもらいます。運動会のときに、助け合った。お楽しみ会で、全員が笑顔になった。そういう場面が、たくさん出てくると思います。
1年間の写真を見る
行事の写真をスライドにして、みんなで見るのもいいと思います。4月の写真を見ると、子どもたちは「わ、小さい!」「この頃、まだ仲良くなかったよね」と言い出します。1年間で、ずいぶん変わったことが分かる。
自分の成長を書く
最後に、一人ひとりに「1年間で、自分が成長したと思うこと」を書かせます。勉強のこと、友達のこと、自分の気持ちのこと。何でもいい。
書いたものは、次の学年の担任の先生に渡すこともできます。その子のことを知る手がかりになるので。
2. 次の学年への準備をする
次に、次の学年への準備です。
教室をきれいにする
1年間使った教室を、きれいにして次の学年に渡します。机の中、ロッカー、掲示物。全員で大掃除をする。
「次にこの教室を使う子たちが、気持ちよく使えるように」と伝えると、子どもたちは思っている以上にていねいに掃除します。
次の学年でがんばりたいことを書く
「次の学年で、がんばりたいこと」を一つ書かせます。これは、自分への手紙のようなもの。
4月に、新しい担任の先生から返してもらえるようにしておくと、子どもたちは「あ、去年の自分、こんなこと書いてた」と思い出せます。次の学年の先生と相談できれば、ですが。
3. ありがとうを伝える
最後に、ありがとうを伝えることです。
友達へのメッセージ
クラス全員に、一人一言ずつメッセージを書くのは、時間がかかりますが、子どもたちにとって宝物になります。
色紙や、メッセージカードを用意して、全員が全員に書く。または、一人ひとりの名前を書いた紙を回して、みんなで一言ずつ書き込む。
先生の最後の話
そして、修了式の日。最後の学級活動で、先生が話をします。
何を話すか。私なら、この1年間で、このクラスのいいところだと思ったことを話します。具体的な場面を挙げて。「運動会のリレーで、転んだ〇〇さんを、みんなが最後まで応援していた。あのとき、このクラスはいいクラスだなと思った」。
それから、次の学年へのエール。「次の学年でも、きっと大丈夫」と。
長い話はしません。子どもたちは、もう次の学年のことで頭がいっぱいなので。短く、心に残る話を一つだけ。
黒板メッセージ
修了式の朝、子どもたちが登校してくる前に、黒板にメッセージを書いておくのもいいと思います。
「1年間、ありがとう。」とだけ書く人もいれば、黒板いっぱいに絵とメッセージを書く人もいます。どちらでもいい。子どもたちが教室に入ってきたときに、「わっ」と思ってくれれば、それで十分です。
写真に撮っておくと、子どもたちも先生も、あとで見返せます。
おわりに
学級じまいは、1年間の終わりであり、次の1年間のはじまりでもあります。子どもたちが、「このクラスでよかった」と思って次の学年に進めたら、それが一番です。
クラスの1人でも「先生でよかった」と言ってくれたら、御の字です。3月の忙しさの中でも、最後の1週間だけは、子どもたちとの時間を大事にしたいですね。


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