どうも。「せいたか先生」です。
3月も半ばになると、そろそろ新年度のことが頭をよぎり始めます。新しいクラス、新しい子どもたち。楽しみ半分、不安半分ですねぇ。
学級開きの最初の3日間は、よく「黄金の3日間」と呼ばれます。この3日間で、1年間の学級の土台ができる、と。まぁ、3日間で全部決まるわけではありません。でも、最初の印象が大事なのは確かです。
ということで今回は、学級開きの最初の3日間に何をするかを書いてみます。
3日間でやることは「3つ」だけ
最初の3日間でやりたいことは、たくさんあります。でも、全部やろうとすると、先生も子どももへとへとになります。なので、3日間でやることを3つに絞ります。
- 先生のことを知ってもらう(1日目)
- 1日の流れを決める(2日目)
- 教室の仕事を決める(3日目)
それ以外は、少しずつ、4月の間にやっていけばいい。
1日目:先生のことを知ってもらう
1日目は、始業式や入学式、配布物の山で、あっという間に終わります。学級で使える時間は、1時間あるかないか。
その短い時間で一番大事なのは、「この先生、なんかいいかも」と思ってもらうことだと思っています。きまりの話は2日目以降でいい。
自己紹介はクイズで
私なら、自己紹介はクイズにします。
「先生の身長は何cmでしょう? ①165cm ②175cm ③185cm」
背が高いので、子どもたちは「③!」と答えます。正解です。そこから、「だから、せいたか先生って呼ばれてるんだよ」と、あだ名の話につなげる。
他にも、「先生が好きなものは?」「先生が弾ける楽器は?」など、3〜4問くらい。子どもたちが手を挙げて、「えー!」と反応してくれれば、それで十分です。
名前を呼ぶ
それから、全員の名前を呼ぶこと。出席確認のときに、一人ずつ名前を呼んで、顔を見て、「よろしくね」と言う。
1日目で、全員の名前と顔を覚えるのは難しいかもしれません。でも、「先生が自分の名前を呼んでくれた」というのは、子どもにとって案外大きいことです。
最後に一つだけ伝える
1日目の最後に、先生が大事にしたいことを一つだけ伝えます。
たくさん言っても、覚えていません。一つだけ。たとえば、「このクラスでは、『分からない』と言える教室にしたい」。それを黒板に書いて、写真を撮っておく。1年間、何度も戻ってくる言葉になります。
2日目:1日の流れを決める
2日目は、1日の流れを決めます。
- 朝、教室に来たら何をするか(ランドセルの片付け、提出物の出し方)
- 朝の会、帰りの会の流れ
- 授業の始まりと終わりのあいさつ
- 給食の準備と片付け
- 掃除の分担
全部をいっぺんに説明すると覚えられないので、その場面が来たときに説明するのがおすすめです。給食の前に給食の流れを、掃除の前に掃除の流れを。そして、一度やってみる。やってみて、うまくいかなかったところを、その場で直す。
3日目:教室の仕事を決める
3日目は、教室の仕事を決めます。日直、給食当番、掃除当番、そして係活動。
当番と係のちがいについては、別の記事で詳しく書きましたが、簡単に言うと、
- 当番:クラスが回るために、必ず誰かがやらないといけない仕事(給食、掃除など)
- 係:クラスをもっと楽しく、よくするための仕事(子どもが考えてつくる)
当番は、先生が決めてしまってもいいと思います。係は、子どもたちと話し合って決める。でも、係を決めるのは、学級目標を決めてからのほうがいいので、3日目は当番だけでもOKです。
3日間で「やらないこと」
逆に、最初の3日間でやらないほうがいいこともあります。
- きまりを一度にたくさん言う(覚えられない)
- 怒る(最初の印象が「こわい先生」になる。もちろん、危ないことは別です)
- 完璧を目指す(3日間で全部できるわけがない)
特に、最後の「完璧を目指す」。最初から上手にいくなんて、無理です。上手にいったらラッキー。それくらいの気持ちで始めるほうが、先生も子どもも楽だと思います。
おわりに
学級開きの3日間は、先生と子どもが「はじめまして」をする時間です。きまりを教える時間ではなく、お互いを知る時間。
「この先生、なんかいいかも」。子どもたちがそう思って帰ってくれたら、1日目は大成功です。


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