テストの丸つけを速くする 採点・返却・記録の時短のコツ

先生という仕事

どうも。「せいたか先生」です。

放課後の職員室。机の上に、テストの山。35人分の国語のテスト、算数のテスト、漢字の小テスト。これを全部丸つけして、点数を記録して、明日返す。

丸つけ、時間がかかりますよね。気づいたら19時を過ぎていて、まだ半分残っている。そんな日もあると思います。

ということで今回は、テストの丸つけを速くするコツを書いてみます。採点だけでなく、返却や記録まで含めて。

1. 授業中に終わらせる

一番の時短は、放課後に持ち越さないことです。

テストの時間に丸つけを始める

テストの時間、子どもたちが解いている間に、先生は何をしているでしょうか。教室を回って、様子を見て。それも大事です。

でも、早く終わった子のテストから、その場で丸つけを始めることもできます。早く終わった子は、テストを先生のところに持ってくる。先生はその場で丸をつけて、返す。まちがえたところは、すぐに直させる。

こうすると、テストの時間が終わるころには、半分くらいは丸つけが終わっています。

小テストは子どもに丸つけさせる

漢字や計算の小テストは、子ども同士で丸つけさせてもいいと思います。隣の子と交換して、答えを見ながら丸をつける。

自分でまちがいに気づけるので、学習としても効果があります。先生は、最後に集めて、点数を確認するだけ。

2. 丸つけのやり方を工夫する

1問ずつ全員分つける

テストを1枚ずつ全部つけるより、1問目を全員分、2問目を全員分とつけていくほうが速いです。

同じ問題をくり返しつけるので、答えが頭に入って、いちいち答えを見なくてよくなります。それに、子どもたちがどこでまちがえているかも、まとめて見えてきます。

答えを手元に置く

答えの冊子を、テストの横に置いておきます。テストと同じ向き、同じ位置に。目を少し動かすだけで答えが見えるようにしておくと、確認がぐっと速くなります。

赤ペンを選ぶ

地味ですが、赤ペンも大事です。インクの出がいいもの、手が疲れにくいもの。丸つけ用のペンを一本決めておくと、それだけでスピードが変わります。

3. 返却を工夫する

まちがえた問題をすぐ直させる

テストを返したら、まちがえた問題を、その場で直させます。ここを丁寧にやると、テストが「点数をつけるもの」から「学習するもの」に変わります。

直し終わった子から、もう一度先生のところに持ってきて、確認。全員分を確認するのは大変なので、まちがいが多かった子だけ、先生が見るようにしてもいい。

よくあるまちがいは全体で

多くの子がまちがえた問題は、全体で解説します。1問ずつ個別に説明するより、ずっと速い。

4. 記録を工夫する

パソコンにすぐ入れる

点数の記録は、丸つけが終わったらすぐ、パソコンに入れるのがおすすめです。紙の名簿に書いて、あとでパソコンに入れ直すと、二度手間になります。

表計算ソフトで、子どもの名前とテストの名前の表をつくっておけば、点数を入れるだけで、平均点や個人の推移が分かります。

観点ごとに入れる

テストによっては、「知識・技能」「思考・判断・表現」など、観点ごとに点数が分かれています。観点ごとに記録しておくと、通知表をつけるときに、そのまま使えます。

これも、あとで分け直すと時間がかかるので、最初から観点ごとに入れておくのがポイントです。

時短は「楽をする」ためではない

最後に、一つだけ。

丸つけを速くするのは、楽をするためではないと思っています。速くしたぶん、子どもたちのまちがいを見る時間、授業の準備をする時間、そして自分が休む時間をつくるためです。

先生に余裕がないと、子どもたちと向き合えません。毎日100%で走り続けるのは無茶です。丸つけを少し速くするだけで、19時に帰れていたのが18時に帰れるようになる。その1時間で、先生の余裕は、ずいぶん変わると思います。

おわりに

丸つけは、先生の仕事の中でも、毎日のように出てくる仕事です。だからこそ、少しの工夫で、1年間でかなりの時間が変わってきます。

授業中に終わらせる。1問ずつつける。すぐ記録する。明日から、一つだけでも試してみてはいかがですか?

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