どうも。「せいたか先生」です。
1月の後半になると、学年会で「6年生を送る会、何やる?」という話が出始めます。2月は授業も行事も詰まっていて、練習の時間はあまり取れない。でも、6年生には喜んでほしい。毎年、この板挟みですねぇ。
ということで今回は、在校生が短い練習時間でできる出し物のアイデアと、進め方のコツを書いてみます。
練習は「3時間」で考える
まず前提として、出し物の練習に使える時間は、学年で3時間くらいだと思っておくのが現実的です。もっと取れればラッキー。取れなかったら、それはそれで工夫する。
3時間で完成させるなら、出し物は全員が同じことをするか、グループに分かれて短い発表をつなぐか、のどちらかがおすすめです。凝った劇は、まぁ、3時間では無理です。
出し物のアイデア
1. 呼びかけ+歌
定番中の定番です。6年生との思い出を一人一言ずつ言って、最後に歌で締める。
呼びかけの言葉を子どもたちに考えさせると、「一緒に遊んでくれた昼休み」「縦割り班で手を引いてくれた遠足」など、先生では思いつかない場面が出てきます。その言葉を少し整えてつなぐだけで、立派な出し物になります。
2. 6年生クイズ
「6年生の〇〇さんが、1年生のときになりたかった職業は?」のようなクイズを、在校生が出題する形です。事前に6年生の先生にお願いして、アンケートを取らせてもらいます。
これは6年生が主役になれるので、会場がとても盛り上がります。準備は少し手間ですが、練習時間はほとんどいりません。
3. 思い出の写真スライド+メッセージ
6年生が写っている行事の写真をスライドにして、在校生がメッセージを読み上げる形。タブレットで作れるので、高学年ならグループに分けて作らせることもできます。
写真を使うときは、学校のルールや、写っている子の扱いには気をつけてください。ここは学年主任や管理職に一度確認しておくと安心です。
4. 合奏・リコーダー
音楽の授業で練習している曲を、そのまま発表する方法です。音楽の先生に相談すると、練習を授業の中でやってもらえることもあります。新しく練習する時間がいらないのが一番のよさです。
進め方のコツ
6年生の先生に、先に聞く
意外と抜けがちなのが、ここです。6年生の担任の先生に、「6年生はどんなことをすると喜びそうですか?」と先に聞いておく。学年によって、盛り上がるのが好きな学年、しっとりしたのが好きな学年、いろいろあります。
子どもに「誰に、何を伝えたいか」を考えさせる
出し物を決める前に、子どもたちに「6年生にありがとうを言うなら、何に言いたい?」と聞いてみてください。そこから出てきた言葉が、出し物の中身になります。
先生が「これをやります」と決めて練習させると、子どもにとっては「やらされる出し物」になってしまいます。やらされる出し物は、見ている6年生にも伝わるものです。
練習は「通し」を早めにやる
3時間しかないなら、2時間目には一度通してみます。通してみると、入場や立ち位置、マイクの受け渡しなど、細かいところで止まる場所が必ず見つかります。3時間目は、そこを直すことに使う。
当日の先生の仕事
当日は、先生はできるだけ前に出ないようにしています。司会も、合図も、子どもに任せる。うまくいかなかったら、それもまた思い出です。
それから、6年生の顔を見ておいてください。自分たちのために下級生が何かしてくれている。そのときの6年生の顔は、なかなかいいものです。
おわりに
6年生を送る会は、在校生にとっては「来年は自分たちが送られる側になる」ことを感じる会でもあります。そう考えると、出し物の出来よりも、6年生にありがとうを伝えようとした時間そのものに意味があるんじゃないでしょうか。
練習時間が少なくても大丈夫。気持ちが伝われば、それで十分です。


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